綾部動物病院

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愛犬・愛猫に人間の食べ物は要注意!!

まだまだ寒い日が続いていますが、



皆さんは体調を崩さず、元気に過ごしているでしょうか。



寒い日が続くと、あったかいお鍋やご飯が美味しいですよね!!



 



? でも、気を付けてください!



愛犬&愛猫が足元でご飯が落ちてくるのを



待ち構えていませんか??



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人間が食べるものは、犬・猫にとっては『味』が濃く、塩分の取りすぎになります。



また、タマネギやネギ類などで中毒を起こすこともありますし、



(昨日、タマネギをたくさん食べて来院した犬がいました)



串や鶏肉・豚肉の骨などを飲み込んでしまうこともあります。



(今日、スペアリブを丸呑みして内視鏡で取り出した犬がいます)

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万が一、食べてしまった場合は



中毒性の食べ物を食べた時 ; 吐かせる処置をする



串などの異物を食べた時 ; 内視鏡検査をして異物を取り出す



などの治療をしますが、



中毒の症状が出始めている場合は、病院での入院治療が必要だったり



内視鏡で取り出せない場合は、開腹手術になることもあります。



  

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最近、異物を誤って飲み込む事故が増えています。



  ①3cm幅のとうもろこしの芯を丸呑みし、胃を切開し摘出した例



  ②メガネのレンズを噛み砕いて飲み込み、催吐剤で吐かせた例



  ③骨ガムを丸呑みし、食道に詰まらせ、胃の中に押し込んだ例



???? ④石ころや紐や糸くずを飲み込み、胃を切開し摘出した例



 などがありました。



  その他の症例として、タオル、ひも、糸、ビニール袋、プラスチック片、石、竹串、釣り針、 縄のおもちゃ、マグネット、マンゴの種、その他諸々あります。



  異物を飲み込んだ場合、安全と思われるものは、まず、催吐剤を投与し、異物を吐かせるようにします。



  吐き出さない場合には、内視鏡や手術による摘出を行います。



?  異物は、腸閉塞を起こしたり、胃や腸にささったりして、腹膜炎を起こし、命にかかわります。



  飼い主さんが身の回りにあるものをきちんと片付けて、しっかり管理すれば、異物の誤飲は防げますので、気をつけましょう。



このような状況にならないためにも



愛犬&愛猫が人の食べ物を拾い食いしないように気を付けてあげましょう。



  



予防方法としては



①(人の)食事の時間帯は、クレートやサークルに入れておく



②倒れてもこぼれないゴミ箱にする



③口輪を付けて予防する



④部屋を整理整頓しておく(口にしてはいけない物は片づける)



                                                                                    



?動物達は『食べてはいけない!!』と注意しても、理解してくれません。



飼い主さんが気を付けて、”管理”することが大切です。


 

※ 全院で、夜間診療は行っておりません。