獣医師より 異物の誤飲に気をつけましょう!
最近、異物を誤って飲み込む事故が増えています。
①3cm幅のとうもろこしの芯を丸呑みし、胃を切開し摘出した例
②メガネのレンズを噛み砕いて飲み込み、催吐剤で吐かせた例
③骨ガムを丸呑みし、食道に詰まらせ、胃の中に押し込んだ例
などがありました。
その他の症例として、タオル、ひも、糸、ビニール袋、プラスチック片、石、竹串、釣り針、 縄のおもちゃ、マグネット、マンゴの種、その他諸々あります。
異物を飲み込んだ場合、安全と思われるものは、まず、催吐剤を投与し、異物を履かせるようにします。
吐き出さない場合には、内視鏡や手術による摘出を行います。
? 異物は、腸閉塞を起こしたり、胃や腸にささったりして、腹膜炎を起こし、命にかかわります。
飼い主さんが身の回りにあるものをきちんと片付けて、しっかり管理すれば、異物の誤飲は防げますので、気をつけましょう。
※ 全院で、夜間診療は行っておりません。