いずみ幼稚園 動物介在教育の様子
2009年1月22日(木曜日)11:00~11:30 プレイルームにて
今日の年中組さんの活動内容は”犬とのさんぽ”です。 子どもたちは”犬にとってさんぽがなぜ必要か”などのお話しを聴きました。 また以前、指導を受けた”犬がさんぽ中に排泄した時の処理の仕方”を再度 確認してみました。
さあ、まちに待った”犬とのさんぽ”ですが最初は園庭を予定していたけれども、 雨が降ったために急きょ室内での活動になりました。 ???? また、今日はたいへん風が冷たく、寒かったせいもあり、犬が室内で排泄をする ハプニングが起こってしまいました。!! (通常はないことですが、絶対にないとはいえません。 ?私たちが家に帰るまでトイレを我慢出来ない時があるように犬にも起こることがあります。?)?
?子どもたちに”犬の排泄物を片づけてくれるお友だちはいますか。”と尋ねてみた ところ、多くの子どもが手をあげてくれました。 なんとびっくり!! 子どもたちは犬の排泄物を喜んで処理してくれたのです。(2段目) 子どもたちはウンチを拾うことで周囲がきれいになることも知りました。 いろんなことが出来る喜びを感じます。 それを認め、褒めてあげることで自信がつきます。 自分のウンチの処理ができるのであれば、犬のウンチも片付けられます。 今日は手をあげられなくても友だちがするのを観ることができました。 それで十分だと思います。
しかし・・・驚いたのは先生方です・・・・え~本当に
子どもに排泄処理をさせるのですか・・・?
今まで何のために”ウンチの取り方やオシッコの吸い取り方”を子どもに教えてきたのでしょうか。形だけのウンチ拾いだったのでしょうか。 4・5才の子どもは純粋です。ウンチが汚いものだと教えると汚いものは避けるでしょう。しかし、ウンチは汚いものではなく、健康管理のバロメーターであることを教えればウンチの見方もかわります。生きている動物はみんなウンチやオシッコをします。だって生きているんですもの。私たち人間もウンチやオシッコをするんです。( 便器を汚したらきれいに片づけることを教えてあげれば子どもはきれいに片付けます。) 子どもたちに命の大切さを・・・・と考えるならば、犬たちが生きていくうえで私たち人間の役割はなんでしょうか。 犬に食事をあげ、水の確保をし、排泄の片付けを行い、安心して過ごせる環境を整え犬が一生幸せに暮らせるように衛生管理・健康管理・しつけ・など責任をもって最後まで飼うことではないでしょうか。
それからもうひとつ、いつもお願いしていることがあります。 それは、手洗い・消毒・うがい・の徹底です。 人獣共通感染症を防ぐために重要なことです。 今回も子どもたちは事前に、お互いに病気を移しあわないよう、手洗い・消毒・うがい・をしてから犬に触ります。 もちろん活動後にも同じことをおこないます。 そして、今回のように排泄物を処理した後はすぐに手洗い・消毒・うがい・を指導します。
今日の活動を通して動物介在活動とは・・・・・
※ 全院で、夜間診療は行っておりません。